家庭菜園

私事で恐縮ですが、我が家では家庭菜園のまねごとをしておりまして、数種類の野菜を育てております。きっかけは、「ふく」や「さば」の刺身をいただく時の薬味であります小ねぎにこだわりを持ったことからでございます。小ねぎは「ふく」や「さば」の刺身には欠かせない存在であります。いただく直前に小ねぎを収穫し、さっと細かく切って薬味としていただく。最高です。ここらあたりで栽培されている小ねぎは「安岡ねぎ」と言って、関東関西の高級料亭でも使用されているブランド品であります。

「ふく」の食べ方は好みがありますが、捌いて時間をおかずに食べると歯ごたえを楽しめますし、時間を置けばアミノ酸が増え旨味を味わえます。「さば」はできるだけ新しいものをお勧めします。我が家では、一匹買って半身をその日のうちに刺身でいただき、あくる日に半身を皮一枚酢で絞めていただきます。「ふく」も「さば」もいい小ねぎがあると最高です。

魚は鮮度が大事ですが、野菜も同様です。収穫したてのものは格別です。皆様方の中にも、家庭菜園をされている方もいらっしゃると思いますが、されたことがない方は一度挑戦されてはいかがでしょうか?広い場所が必要ではありません。プランターでも十分可能です。是非どうぞ。

タンパク質と筋肉

 

 

 

 

これまでタンパク質の重要性は述べさせていただきましたが、今回はタンパク質と 筋肉の関係について申し上げたいと思います。 筋肉は人の体重の30%~40%を占めておりますが、年齢を重ねるとその量は減って 筋力が衰えてきます。筋力が衰えると腰やひざをはじめとする関節等に負担がかか り痛みが出たり、やがては歩行困難ということになりかねません。 骨格筋の働きは、骨と骨、関節と関節をつなぎ伸びたり収縮したりして体をスムー ズに動かすことができます。もう一つの大きな働きとしてはエネルギーを蓄えるこ とです。肝臓よりも多くのグリコーゲンを蓄えることができます。 筋肉は「筋肉を使う→筋肉が壊れる→筋肉が修復される」というサイクルを繰り返 して太く大きくなっていきます。これを筋肉の超回復と言います。 それでは、筋肉を強くまたは維持するためにはどうすればよいか。もちろん筋肉を 使うトレーニングや運動は欠かせませんが筋肉を休ませることも必要です。休ませ ている間にタンパク質の補給がなければ効率的に修復させることはできません。 しかし人間の体は、一度に大量のタンパク質を代謝することはできません。そのた めに食事や補食で4~5回に分けることが理想的です。 タンパク質は、動物性と植物性がありますが、動物性タンパク質のほうが必須アミ ノ酸のバランスがよく、意識して摂る必要ががありますが、脂質の摂取制限、ダイ エット等を行っている方々は「かまぼこなどの練り製品」が最適であります、。 練り製品の原材料であります、すり身は魚肉から油分を除去しておりますので、 低脂肪・低カロリー・高タンパクの理想的な食品であります。 また、かまぼこの歯ごたえは一つの特徴ですが、噛むことにより唾液が多く分泌さ れたり、胃や小腸でタンパク質を分解する酵素の分泌が始まり消化吸収がスムーズ になります。 最後に、タンパク質の摂取はもちろん重要ですが、ビタミンやミネラルを含む野菜 や果物もバランスよく摂っていただき、適度な運動をして健康寿命を延ばしていた だきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

直売所営業案内(9/30 日)

明日、9月30日(日) 秋根北町店 休業

台風接近に伴い、新鮮野菜市が臨時休業する為、当直売所もお休みさせていただきます。

尚、村田実商店本店(安岡駅前)に関しましては通常通り営業予定です。

天候の悪化がみられる場合は閉店時刻を前倒しさせていたきますのでご了承下さい。

カオスやストリート ~JA安岡駅をハロウィン~

 

2018年10月21日(日) AM10:00~PM4:00(雨天決行)

【開催場所】 JR安岡駅前歩行者天国内

村田実商店駐車場

 

3月に第1回が開催され、地元の方々からご好評いただきましてこの度10月に

第2回を開催する運びになりました。

10月のハロウィンをメインとしたイベントとなっております。

出店者もおのおのに仮装し販売を行う予定です。

お時間のある方は是非ご来場下さい。

 

人間の体とタンパク質

タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あり、このうち体内で合成できない9種類を必須アミノ酸と呼んでいます。この必須アミノ酸をバランスよく含んでいるのが良質なタンパク質であります。食品中の必須アミノ酸の含有比率を評価するための数値をアミノ酸スコアといいます。理想的なタンパク質を100とした場合、食品がどれだけ理想値に近いかを示す数値であります。肉や魚の動物性タンパク質のアミノ酸スコアは点数が高くほぼ100点満点であります。植物性のタンパク質は動物性よりも低くなっております。(大豆92、ブロッコリー80、とうもろこし74、白米65、小麦粉44など)

これは米や小麦など穀物ではリジン、大豆ではメチオニン、とうもろこしではトリプトファンなどの必須アミノ酸が不足しているためです。

タンパク質を合成するという意味では、一番不足しているアミノ酸の分しか利用できなくなります。

かまぼこ製品のタンパク質は、必須アミノ酸をバランスよく含んでいるため、アミノ酸スコアは100点満点です。必須アミノ酸が不足しているうどんやそば、ご飯類、大豆製品などにもかまぼこ製品と組み合わせることで理想の食事に近づけることができます。

バランスの取れた食事と、適度な運動で元気毎日を過ごされて下さい。